PADIとBSACの違いとは?ダイビングライセンスの指導団体を徹底比較

ダイビングライセンスを調べ始めると、必ず目にするのが「PADI」「BSAC」「NAUI」「SSI」といった団体名です。「PADIじゃないと海外で潜れないのでは?」「団体によってライセンスの価値が違うのでは?」という質問を、当店の無料説明会でも頻繁にいただきます。この記事では、BSAC加盟店である東京・水道橋のDive Shop naoが、あえて他団体の長所も含めて、指導団体の違いを正直に解説します。結論を先に言えば、どの主要団体でも世界中で潜れます。そして、ショップ選びで本当に見るべきポイントは団体名ではありません。

(最終更新日:2026年8月17日)

ダイビングの指導団体とは何か

指導団体とは、ダイビングの教育カリキュラムを定め、講習を修了した人にライセンス(Cカード)を発行する国際組織です。世界には数十の団体がありますが、日本でよく目にするのは次の4つです。

  • PADI:1966年アメリカ設立。世界最大の団体で、世界シェアの過半を占めるとされます
  • BSAC:1953年イギリス設立。世界で最も歴史の長い団体のひとつで、英国王室のメンバーが歴代総裁を務めてきたことでも知られます
  • NAUI:1960年アメリカ設立。歴史ある団体で、NASAの宇宙飛行士訓練にも採用された実績があります
  • SSI:1970年アメリカ設立。デジタル教材に強みを持ちます

いちばん大事な事実|どの団体のCカードでも世界中で潜れる

もっとも多い誤解が「マイナーな団体だと海外で潜れない」というものです。これは誤りです。

主要団体の講習基準は国際的な標準規格に沿って作られており、発行されるCカードは相互に通用します。沖縄でも、ハワイでも、モルディブでも、現地のダイビングサービスで求められるのは「オープンウォーター相当以上のCカードを持っているか」であって、「どの団体か」ではありません。当店で発行するBSACのCカードで、世界中の海をそのまま楽しめます。実際、当店のお客様も沖縄・タイなど国内外のツアーでBSACのCカードを使って潜っています。

PADIとBSACの違いを正直に比較

その上で、両団体の特徴の違いを比べてみます。

PADIの強み

  • 世界最大のネットワークで、加盟ショップの数が圧倒的に多い
  • 教材・eラーニングの整備が進んでいる
  • 知名度が高く、周囲に同じ団体の経験者が見つかりやすい

BSACの強み

  • 1953年設立という長い歴史の中で磨かれた、安全重視の教育体系
  • 初級ライセンス(オーシャンダイバー)はPADIオープンウォーターと同等の水深18mまで認定されること
  • 講習にゆとりを持たせたカリキュラム設計で、スキルの定着を重視

どちらが上という話ではなく、設計思想の違いです。PADIは「世界中どこでも同じ品質で学べる標準化」、BSACは「安全教育の深さ」に軸足があります。

では、何でショップを選ぶべきか

ここまで読んで気づかれたと思いますが、団体の違いはライセンスの通用性にほとんど影響しません。つまり、団体名でショップを選ぶ必要はないのです。

それよりも講習の中身は、同じ団体でもショップによって大きく異なります。本当に比較すべきは次の点です。

  • 講習が少人数制か(インストラクター1名あたりの受講者数)
  • 料金が総額表示か(教材費・申請料・レンタル代込みか)
  • 取得後に潜り続けられる環境があるか(ツアーの開催頻度)
  • 口コミの件数と内容

くわしくは「東京でおすすめのダイビングショップの選び方|初心者が失敗しない7つの基準」で解説しています。(東京でおすすめのダイビングショップの選び方|初心者が失敗しない7つの基準 – NAO | スキューバダイビングのライセンス資格取得・費用・東京

当店がBSACに加盟している理由

Dive Shop naoは、BSACの「安全を最優先に、時間をかけて確実にスキルを身につける」という教育思想に共感して加盟しています。少人数制で一人ひとりのペースに合わせる当店の講習スタイルと、BSACのカリキュラムの相性が良いためです。

当店はBSAC JAPAN DIVE CENTRE AWARD 2025を受賞しており、団体の認定基準に沿った講習品質を保っています。オーシャンダイバーコース(国際ライセンス)は総額39,800円、年間100日以上のツアーで取得後もすぐに潜り続けられます。

まとめ

  • 主要団体のCカードは世界中で相互に通用する。団体名で困ることはない
  • PADIは規模と標準化、BSACは歴史と安全教育に強みがある
  • ショップ選びは団体名ではなく、少人数制・総額表示・取得後の環境・口コミで比較する

団体について気になることがあれば、無料説明会でBSACのCカード実物をお見せしながら、どんな質問にもお答えします。